自分にとっての幸せとは?
『パイナップルの彼方』
- 「私なんて」が止まらない日に
- 普通の幸せがわからない日に
舞台は平成初期。まだ「女は結婚して子どもを産むべき」という価値観が根強く残っている時代です。主人公は、父親のコネで入った信用金庫で働きながら副業もし、優しい恋人がいる深文。本作には、その価値観の中でもなんとか自分らしくいようともがいている女性たちが出てきます。
自分にとっての幸せとは?普通の幸せって一体なんなの?不器用でありながら、自分の目でいろいろなものを見つめて人生を選び取っていく人たちに勇気をもらえます。ただ、人生はそんなに甘くない。その苦さも存分に詰まっていて、一緒に闘っている気分になります。